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プロフィール

KATIE

Author:KATIE
職業:普通に勤め人(SE)
属性:ツインテール+絶対領域
さらに狭めるなら、金ツ黒リが最萌だがそれを上回るフィーナ様の魅力には流石としか言い様がありません(笑)

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旋律その5『衝撃!?女剣士とお姫様?』
PM4:50・通学路
「ごめんなさい!」
下校してからずっと謝りぱなしの菜月。

事の顛末は・・・・・・HR後、フィーナへの接し方に困っていたA組の一同。
そんな窮状を憂いた達哉が「女の子同士なら何とかなるかも?」と考え、
菜月と翠に切り込み役を頼んだ・・・・・・結果、他の女子と男子生徒も
声を掛け始め、上手くいったかと思った矢先・・・菜月の一言が

「今は達哉の家でホームステイしているんですよね?」


クラスを爆発させた・・・・・・・・結果達哉は「親睦会」の名の軟禁状態だったわけである

「いいよ、気にしなくても・・・・・・フィーナ姫は大丈夫でしたか?」
「はい。皆さんいっぱい質問されて・・・・・・楽しかったですよ」
「それは良かったです・・・・・・みんなだって、仲良くなりたかったんですから・・・
俺が責められるぐらいなら安いもんですよ」
そう答えた達哉の表情は・・・・・・疲れてはいたが、優しい笑顔だった

「ありがとうございます、達哉様」
「ありがとう、達哉・・・」
「気にするなって・・・・・ほら、菜月バイト行くぞバイト!!」
「あ、待ってよ~~」
「ま、待ってください」


PM5:00・トラットリア左門
途中全力で走ったせいかスタート5分前に到着した達哉と菜月。
そんな二人がいつも通りに左門のドアを開けて・・・
カランカラン♪

「いらっしゃいませ!!」

・・・・・・金髪の少女が居た



旋律その5『衝撃!?女剣士とお姫様?』

「あの・・・・・・達哉さんですよね?」
「ハッ!あ、いや・・・・・・レティシアさん・・・ですよね?」
「はい。あの・・・・・・何か?v
「い、いや・・・・・・」
キョトンとした表情をするレティシアに対して、入り口で固まった状態の達哉と菜月・・・・・・
思わず凝視してしまう・・・彼女が着ているのは赤を基調にした『トラットリア左門』のウェイトレス用の制服。

赤いスカーフに赤いベスト、白のワンピースに黒のオーバーニーソックス。
そして、ベストに付いた左門のエムブレム『S』。
さらに以前ボツになったはずの手袋と腰の大きなリボン・・・・・・
菜月や他の女性店員が出勤の際に着ていたから見慣れている・・・・・・・はずだが・・・
金髪で稀に見る美少女であるレティシアが着ると・・・・・・まるで周囲の空気が違うような錯覚を覚える・・・

いや、実際の店内からして違う。
本来ならこの時間、お洒落なこの店には仕事が終わったOLや女性が多く、
丁度「遅めのティータイム」か「軽いディナー」とでもいう雰囲気なのだが・・・・・・
今日の店内の半数以上は男性であった。

「お~い・・・達哉君、何をしているんだい?入り口に突っ立て居るとお客様が入れないじゃないか」
「え!?あ、す、すすすみません!!」
料理の提供を終えた仁から声が掛かり、慌てて店内に入る達哉・・・

「・・・・・・なんなのよ」
「うん?・・・・・・菜月?」
「これは一体どういうことなのよ!?達哉ぁぁ!!!」
「な、何が!?」
「お姫様だけじゃなくて、何処でこんなに綺麗な人と知り合ったのよ!?大体なんでウチの制服を着ている訳!!?」
「知るかよ!?俺だってあまりの可愛さで一瞬・・・・・・じゃない!どうして、レティシアさんが左門の制服を!?」

「・・・・・・ウチのウェイトレスなんだから、当り前でしょ」
激しくヒートアップする二人に対してサラッと答える仁・・・・・・
「「ええ!?」」
「お前達!遊んでないでとっと手伝え!!」
「おやっさん!?」
「お父さん!?」
「仁!レティシアが8番行ったから、お前は4番のピッツァだ!それと・・・菜月!タツ!説明は着替えてからだ」
「りょ~かい」
「「は、はい・・・」」

一段落した店内で、達哉・菜月・仁、それに厨房から出た左門。その隣に立つレティシア
「・・・・・・という訳でカズとさやちゃんの紹介による」
「レティシア・アップルです。今日からこちらで働かせていただくことになりました!よろしくお願いします!」

ぱちぱちぱちぱち・・・・・・
レティシアが自己紹介をすると、周囲から拍手が起こった。当然ながら客からである
「マスターぁぁ・・・何処でこんな可愛い子を拾ってきたんだい?」
「そーですよ!?俺、彼女は初めてっすよ?」
「あ、あの・・・・・・あ、握手してもらえませんか?」
何処で知ったか男性客には大人気なレティシア

「え、えーと・・・・・・」
「ああ・・・・・俺の息子同然のやつが・・・・・・囲ってきた」

えええええええええええ!?

「・・・・・・というのは冗談だ」
「お父さん!!」
「あーそういえば、姉さん達、昨夜そんなことを・・・・・・」
「いやいや~~和真君が一緒に街中歩いていた子がこんな可愛い子だったとは♪おまけにウチの同僚になるなんて
・・・・・・・こりゃ、我が妹の看板娘の座も危ないね・・・・・・・・フォンドヴォ!?」
「去れぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」

スパカ~ン!!!

(出た・・・・・・しゃもじ)

「ふぅ・・・・・・何かと思えば、そういう事だったんだ・・・・・・えーとレティシアさんだっけ?」
「は、はい・・・あ、あの、貴女は?」
「私は鷹見沢菜月。ここの長女で・・・・・・不本意ですが、あの兄の妹しています・・・」
「そ、そうですか・・・・・・よ、よろしくお願いします!」
「うん。こちらこそ。頑張ろうね?」
「はい!」
「そういう訳だから、お前達も仕事を教えてやってくれ・・・・・・まあ、接客に関しては俺も太鼓判を押す。
さあ、再開するぞ」
「「「はい!」」」
「・・・・・・り、了解・・・」
「あ、仁さん大丈夫ですか?」
「いーのいーの。兄さんはこれくらいでどうこうなる人じゃないから」
「そうなんですか?」
「・・・・・・俺はノーコメントで」

カランカラン♪
「「ありがとうございました~」」
「ふぅ・・・・・・お疲れ様。二人とも野菜ジュース、飲む?」
「ああ、いただくよ」
「ありがとうございます」
最後の客が帰り、外灯を消した左門。
先ほどまでの喧騒が今は遠くなり、3人ともそれぞれ思い思いの席に腰を下ろす
「それで・・・どうだった?ウチのお店は?」
「あ、はい・・・忙しいですけど、皆さん良い方ばかりで素敵なお店だと思います♪」
そう答えるレティシアの顔は疲労こそあれど、女性の菜月から見ても眩しい笑顔だった・・・
(う・・・・・・兄さんの戯言も・・・?ながち嘘じゃないかも・・・)
「それにしても、レティシアさん・・・接客上手いね」
「そ、そうですか?」
「ええ・・・応対も丁寧で、様になっているし、サーブ(出し方)も慣れていますし・・・俺達にも引けをとりませんよ?」
「あ、ありがとうございます・・・・・・そう言ってもらえて嬉しいです・・・」
(うっ!?今日はやけに男性客が多かったけど・・・・・・これなら納得だ・・・)

「達哉君・・・た・つ・や・く~~~~ん!!」
「わわわ!?じじじ仁さん!?」
「そろそろ・・・・・・みんなが来る頃だと思うのだけれど?」
「あ!?す、すみません!!今手伝います」
「あ、レティシアさん、コップと食器配るの手伝ってくれる?」
「え?あの・・・お店はもう閉めたのですよね?」
「あれ?親父、レティシアちゃんに伝えてなかったのかい?」
「うん?ああ・・・忙しくて忘れていた。ウチと朝霧さんの家は定休日と週末を除いて、一緒に晩飯を食うんだ。それで、
こうして食卓を作っているわけさ」
「そうだったんですか?」
「うん。今日から大人数だな・・・・・・姉さんと麻衣に加えて、兄さんとレティシアさん、フィーナ姫とミアさんだもんな」
「ほー・・・というと都合10人前か?こりゃ腕の振るい甲斐があるねえ」
「そういう訳だ。仁、遊んでないでさっさとサラダ作れ」
「いえっさ~」

カランカラン♪

「こんばんわ~」
「お邪魔します」
「おじゃまいたします」
準備が終わる頃、麻衣・フィーナ・ミアの三人が扉を開けて入ってきた。

「わ~レティシアさん、制服似合いますよ!」
「本当です!良くお似合いです!」
「あ、ありがとうございます」
「ええ・・・素敵な制服ですね・・・・・・私も少し着てみたいかしら」
「フィーナ姫?」
「いえ・・・何でもありません」
「?」
「姉さんは仕事から直接だとして・・・・・・あれ?兄さんは?」
「うん。何でもお仕事先の人から電話だって。直ぐに来るって話だけど・・・」

カランカラン♪
「・・・みんな、待たせたな。少々てまどっ・・・・・・」
遅れて入ってきた和真の視線の先には・・・・・・制服姿のレティシア
「あ、和真さん。お疲れ様です・・・・・・ってどうしましたか?」
「え?・・・・ああ。すまない、ちょっと疲れていたんだ・・・その制服・・・良く似合っているな」
「あ、ありがとうございます!和真さんのご紹介のおかげです!」



「・・・・・・どう思います?解説の朝霧さん?」
「いや~こうして見ていますと和お兄ちゃんもまんざらでもない様子ですね・・・」
「仁さん、麻衣・・・・・・あまり度が過ぎると『お仕置』されるぞ」


カランカラン♪
ゴン!!

「あいたたたた・・・・・・た、ただいま~」
「ね、姉さん・・・・・どっかぶつけたんじゃ・・・」
「さ、さやかさま大丈夫ですか?」
「だいじょうぶだいじょーぶ・・・・・・平気ですよ~っっっ」

「やれやれ・・・・・・相変わらず妙なところが抜けているね~さやちゃんは」
「仁くんの課題漏れよりは抜けてないつもりだけど?」
「・・・・・・ゴメンナサイ」
「ぷっ・・・・・・相変わらず、姉さんには頭が上がりませんね、仁さん?」
「和真君・・・・・・『弱り目に祟り目』って言葉知ってるかい?」
「・・・『傷に粗塩を擦る』なら存じていますが?」
「ギャフ・・・・・・・」

「ご挨拶が遅れました。鷹見沢左門です。ここのオーナーを務めております」
「お初にお目に掛かります。わたくし、鷹見沢仁。ここのチーフシェフであります!」
「・・・・・・チーフはお父さんでしょ」

「本日はお招きいただき誠にありがとうございます。フィーナ・ファム・アーシュライトです。頂戴します」
「あ、改めまして・・・・・・ミア・クレメンティス、お相伴に預かります」
「いえいえ。本日はようこそお越しくださいました・・・・・美しいお嬢さん♪」
「え?あ、あの・・・・・・」
「今宵は是非我が料理の魅力に堪能してください・・・」
「え、えーと・・・・・・」
「「・・・・・怖がっていますよ仁さん」」
「和真君、達哉君・・・・・・君達って人は・・・・・・」
「お前もいいかげんにしろ、仁・・・今日は俺が腕によりを掛けたからきっと美味いぞ」

「わ~やった♪」
「そういうことなら期待できますね」
「では・・・・・頂きましょうか?」

「「「「「「「「「「いただきます」」」」」」」」」」

「あ、達哉、お水回った?」
「菜月ちゃん、こっちに一個回してくれない?」
「取り皿、お配りします」
「フィーナ様、こちらのも美味しいですよ」
「兄さん、パスタ取ってもらえる?」
「これでいいか?レティシア、何かとって欲しいのあるか?」
「あ、じゃあ・・・・・・そちらのピザを」
「左門様、これは何でしょう?」
「これはですね・・・・・・って仁!お前はさやちゃんにサラダ渡してやれ!」
「ヒドイな~親父ばかりお姫様のお相手して・・・」

めいめい、好きなものを取り、雰囲気を楽しんで・・・・・あっという間に料理が無くなった。

「そろそろ、ドルチェと行くか?」
「どるちぇ・・・ですか?」
「で・・・」
「あ、デザートですね!」
「・・・・・・レティシアちゃんも酷いよ・・・」
「ああ!ごめんなさい!」
「気にしなくても良いぞ・・・・・・あ、おやっさん手伝います」
「おお、カズそうしてくれるか?」

そして、テーブルの中央には巨大な器に盛られたヨーグルト。

「「「「わあああ・・・・・・すごい((です))」」」」
女性陣(レティシア・麻衣・ミア・菜月)は眼を丸くして声をあげる
「こちらの小さい器は・・・・・果物のソースですね」
「これは・・・・・・カシスですか?」
「ああ・・・左からキゥイ・カシス・・・それにチョコレート」
「チョコレートとヨーグルトですか?何か意外な組み合わせに思いますが・・・」
「まあ、感想は食べてみてからにしてくれ」
周囲の色取り取りの器に興味があるフィーナ、匂いで判断するさやか、意外な答えに驚く和真。
それぞれ違いはあれど、驚きの声は共通だ

「ヨーグルトと聞いては・・・・・・・アレを持ってこないわけにはいきません」
「ミアさん?何を・・・」
「もしかして・・・・・・冷蔵庫に入れた『アレ』か?」
「はい!皆さん、少しお待ちいただけますか?」
言うが早いか、ミアは『左門』を飛び出し、朝霧家の方角へ走っていった
「兄さん、ミアさんのアレってなんだい?」
「ん?いや・・・・・それは見てのお楽しみにしておいたほうが良いぞ」
「お待たせいたしました!!」
そう叫んだミアはテーブルに近づくと、手にしていたバスケットから何個かの瓶を取り出した

「これは・・・」
「はい、ジャムです!」
「このジャムは王宮でも評判の味です。きっと皆様にも気に入っていただけると思います」
「へ~月王宮と左門メニューの競演ですな?」
「いえ・・・・・ミアのジャムは自家製ですよ」
「わ~どれも綺麗なジャムですね」
「えー右からブルーベリー、木苺。それに薔薇のジャムです」
「まあ、バラのジャムなんて新鮮ね」
「お?こりゃ美味いね」
「あ、仁さん早いですよ・・・どれも美味しそうだな・・・・・・よし、俺はそっちのチョコレートを・・・」
「わ~不思議な味がしますね・・・・・・バラというと観賞しかないかなと思っていましたが・・・とっても
美味しいですよ、ミアさん!」
「あ、私も」
「わたしも貰います!」
「へ~ちょっと苦味があって・・・・・でも、甘さが引き立って美味しいわ」
「こちらのソースも素晴らしいですわ」
「うん・・・・・・これは不思議な食感と味だな・・・・・・これは研究したいものだな。ミアちゃん、
良かったらレシピとかは無いかい?」
「あ、でしたら左門さまのも宜しいですか?」
「ふむ・・・・・・これはいくらでも食べられそうだ。あれだけ食べたのにまだ食欲が衰えないとは・・・」

それぞれ好みのソースやジャムで食べ、ヨーグルトをよそおい、これも間もなく全て食べきった

「ふぅ・・・・・・お腹いっぱい・・・」
「もう、入りません~~~」
「駄目~~これ以上は無理」
「あんなに食べるからだろ・・・・・・まあ、俺もそうだけど」

「さて・・・そろそろお開きに・・・」
「あの・・・」
「フィーナ様?」
「本日はこの席にお招きいただき、誠にありがとうございました。改めて、お礼を申し上げます・・・」
「フィーナ様、そういった格式ばった挨拶は私たちには相応しくないと思います」
「サヤカ?」
「こうして、みんなで一緒のご飯を食べて・・・みんなで笑って・・・楽しんだからには私たちは『家族』ですよ♪」
「・・・その通りです」
「和真・・・さま?」
「今朝もお話しましたが・・・郷に入りて」
「・・・『は郷に従え』でしたね」
「「その通りです」」
「では・・・・・・皆さんにお願いがあります。今現在、例えば達哉様は私を『フィーナ姫』と呼んでいます。これでは『家族』
としては相応しいとは言えません」
「そこで・・・・・どうかこれからは『フィーナ』とお呼びしていただけますか?」
「達哉くん、ご指名よ?」
「ええ?あ、えーと・・・・・・俺のことも『達哉』と呼んでもらえるなら」
「・・・・ええ・・・・・解ったわ、達哉」
「うん。ミアさん・・・じゃなかった、ミアもそれでいいかな?」
「ええ!!?わ、私もですか?で、ですが・・・達哉さまや和真さまは年上ですし・・・」
「ふむ・・・だったら、俺達に対しては「さん付け」で構わないよ。それなら、大丈夫かな?」
「あ、わたしも!」
「私も私も!!」
「えーと・・・・・さやかさん、和真さん、達哉さん、菜月さん、麻衣さん」
「さやか、和真、達哉、菜月、麻衣」


「あの、それでしたら、私もお願いします!」
不意に手を挙げたレティシアが大きな声で伝える
「はい、レティシアさん」
「あ、あの・・・・・・出来れば『レティ』と呼んでいただけないでしょうか?私、こちらの名前が好きなんです」
「れ、レティですか?」
「ふむ・・・・・良いんじゃないかな?どうだい、和真君」
「・・・そこで何故俺に振るんですか?」
「そりゃ、君が彼女の保証人だからだろ?」
「どういう理屈ですか・・・・・・まあ・・・『レティ』がそれで良いなら、そう呼ばせてもらうよ」
「あ・・・はい!ありがとうございます!!」

「じゃあ・・・・・・『レティちゃん』」
「わたしは・・・やっぱり『レティさん』かな?年上みたいだし」
「私も『レティさん』とお呼びしますね」
「俺は『レティ』と呼ぶよ」
「では、私も・・・・・・・宜しくね『レティ』」

「何だか・・・・・・改まっておかしな感じだけど、よろしく『レティ』」
「はい!よろしくお願いしますフィーナさん!ありがとうございます!皆さん!!」
勢い良く頭を下げたレティシア・・・・・・

ゴン!

「い、痛っ~~~いです・・・・・・」
「おいおい・・・・・・全く先が思いやられるぞ、レティ」
「ご、ゴメンナサイ・・・」

「・・・ふむ、可憐な中にもドジっ子属性ありと・・・中々高ポイントだね」
「何のポイントなんですか?」
「そりゃ、もちろん・・・我がトラットリア左門の新看板の戦闘力を・・・」
「何の話ですか・・・・・・・ふぅ」
「気にするな、カズ。いつもの病気だ・・・・・」

暫く談笑して、これからの家事や学園生活、予定を語り合って・・・・・・

朝霧家一同が帰ったあニ、和真とレティシアは志願して『左門』の後片付けを行った。
ミアも残ると言ったが「仕事を覚えるためですから、皆さんは休んでください」とレティシア
の一声で帰宅していた。和真が残ったのは「暇だったからな」の一言である

「じゃあ、レティ。近いうちにお前さんの歓迎会をやるぞ」
「ええ!?い、良いですよ。お仕事任されただけでもありがたいのに・・・・・・」
「ウチの伝統だよ。レティはしっかり楽しむの」
「はは・・・・・・折角のマスターの申し出だ。受けておいて罰は当たらないぞ」
「そ、そうですね。はい!」
「おお、カズ。あとお前の帰宅祝いも兼ねているからな。お前も絶対参加だ」
「・・・・・・了解しました。何か持って参上しますよ」
「やあ、それは期待できるな~和真君のチョイスに外れはないからね~」
「お前はもう少し、腕を磨け・・・・・・・じゃあ二人ともお休み」
「「お休みなさい」」

「ん?」
「あれ?・・・・・・これは?」
『左門』を離れた二人の前に黒塗りの大きな自動車が停まっていた
「・・・・・・ナンバーが大使館?・・・フィーナ絡みか」
「あ、そういえば・・・フィーナさんって月のお姫様なんですよね?」
「そうだな・・・・・」
「凄いですね・・・」
「ああ、正直未だに気持ちの整理が付かん」
「・・・・・・」

「ただいま」
「ただいま、戻りました」

玄関には既に帰宅した朝霧家の靴と・・・・・・見慣れない二足の女性物の靴があった
「む!?」
「ど、どうしたんですか和真さん?」
「レティ・・・・・・下がっていろ。ここに・・・・・・相当の手錬がいる・・・」
(二人か・・・・・・しかし、この片方の気配・・・どこかで・・・)

キィ・・・・・・
「ただいま・・・」
「あ、和真くんおかえり。今カレンが来ていてね~」
「あ・・・・・・そうかカレンさんがか・・・」
「・・・お久しぶりです、和真君・・・・・・いえ、今は『孤狼』(ベーオウルフ)と呼ぶべきでしょうか?」
「どちらでも構いませんよ・・・・・・お久しぶりです、カレンさん」
そう答えると、ふと視線を感じる。そちらの方向を向くと・・・・・・カレンと似た雰囲気の女性がいた。
身長は・・・167cmぐらい、髪は長い黒髪。そして・・・ルビーのような瞳と『見慣れぬ鎧』

「あの・・・・・この方は?」
女性が声を上げる。高いトーンだが、声色は落ち着いている。
「ええ、彼は朝霧和真。さやかの従弟で・・・・・・『剣士』です。人柄は保証します」
「あ、失礼しました・・・朝霧和真です」
「そうでしたか・・・・・こちらこそ失礼しました。私は・・・・・・」

カチャッ・・・・・

「和真さ~ん、お話終わりましたか・・・・・・え」
彼女の話が終わらないうちに入ってきたレティシアの姿に・・・・・・当の本人は驚愕の表情を浮かべる

「エル!?」
「ひ・・・・姫!?」


旋律その5『衝撃!?女剣士とお姫様?』fin



あとがき
ついに明らかになった「リンゴ娘」の正体とは!?

菜月「って!?バレバレでしょーが!!」
パカーン!!

ぐっ・・・・・・いい、しゃもじだぜ菜月・・・・・・

菜月「何言ってるんだか・・・・・・それにしても、エレノアさんとカレンさんが行動を共にとはね」

自分でも正直驚いた。この二人って剣士である共通点に加えてお姫様の側近だろ?だったら
セットにすれば、フィーナにもレティにもフォロー出来るかな・・・・と思ったら
気がついたら『この二人の外伝』創るくらい話が練れた(汗)

菜月「『幼馴染』と『声』の繋がりで私と組ませるかと思ったけど・・・」

それも考えたんだけど、それだと、エルと鷹見沢家の出会いがレティと朝霧家との顔合わせと似通っちゃって
視点がボケちゃうかな~ということから却下になった・・・・・・そもそも当の『エルの幼馴染』がこの世界に
居ないからな

菜月「それもそうか。それじゃあ次回は?」

レティとエルが再会して、本格的に物語が始動します!・・・・・・正直もっと早くここに来たかったよ・・・
そして、そんな主従との生活で彼女達に変化が?

思わぬ再会。そして、驚愕の事実。二人の姫を中心に前奏曲(プレリュード)は終わりを告げ、新たな輪唱(カノン)が
幕を開ける・・・・・・・・次回、『白銀の舞姫~金色の歌姫~千夜一夜』旋律その6

菜月「『重なる音~新たなる舞台(ステージ)』へ」

走り続けて~・・・

菜月「そ、それ以上は駄目えええええええ!!!」


では~
2007.05.02(Wed)  明け瑠璃SSCOMMENT(7)TRACKBACK(0)TOP
コメント

д ゜゜→初見の心境(汗)
イヤイヤイヤイヤイヤ!?え、書き手にも「こういう隠し球」ってアリなんですか!?(汗)
あの場面は菜月の『怒り顔』のみでも充分だと思ったら・・・・・・あの姿見たら色んな所の『思考のヒューズ』が飛んだみたいです^^;

・・・・・・ちょっと違和感があるかな?
何となく胸のおお・・・
ザクッ!!
ギャアアアアアアア!!?
???「あ、ゴメンナサイちょっとドジっちゃいました♪」
和真「お~い!俺の刀はどこいったんだ?」

・・・・・・どういう状況はご想像にお任せします。

でも、彼女のあの姿には感動しました(嬉笑)
 

あと、次回予告で・・・
この話は『後半』がありますので、一部は信じないでくださいな(滝汗)

では~♪
銀狼 2007.05.02(水) 09:18 URL [編集]


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このコメントは管理人のみ閲覧できます
- 2007.05.02(水) 09:24  [編集]


さて今回も読ませていただきました~。
毎度ですが、サクッと読めました。面白いです。
まぁ、エルとの遭遇戦(違 はある程度想像できましたが、これからどうなるかですな~。
毎度楽しみにさせていただきます。

そしてすばらしい挿絵もありがとうございます。
…なにやら著者様は影で攻撃されているようですが…(笑)

>ぜんかいの…
…PS2版…是非入手しなくては…(PC版しかやってない
森林 軽風 2007.05.02(水) 10:53 URL [編集]


こんにちは~♪

今回も楽しみながらの挿絵でしたですよ(笑)
スキップしながら目を凝らして・・「ここだっ!」と思ったら
ちょっと戻してじっくりとシーンを吟味・・適当にキャプって
良いのを選ぶ~みたいな感じでしたです。
今回からはちょっと凝ってみましたですが、いかがだったかなと(^^ゞ

レティwith左門制服はやってみたかったのでして、私的に満足!
しゃもじ・・のところはタイミングでキャプですね(実は何回もやり直し・・(^^ゞ)
(本当は違うけど)レティの絆創膏も作りましたし(笑)
カレンさんとエルもコラボってみましたー♪

って、肝心のお話は?といいますと
トラットリア左門中心のほのぼのとした感じで~
レティが入ることにより、なんだかより暖かいムードですね♪
↑リュートの方が居ないとなると・・伴奏は?と気にかかりながらも
自然と収まっているのは、流石なレティシア・アップル!

先に読んでいるのでアレですけれども~(^^ゞ
「エル」登場は素直に嬉しいっ!プリホリでは結構好きなヒロインなのですよ♪
あのびっくりして照れている表情がなんとも好きなんですよねー^^;

次回もどうぞよろしくお願いいたします。

※例の部分、修正しましたですー。
いただいた時に文字化けしたのかもですーm(_"_)m
KATIE 2007.05.02(水) 15:29 URL [編集]


KATIEさん、大感謝です♪

>リュートの方が居ないとなると・・伴奏は?
勿論・・・・・・「彼」です(苦笑)いや、まあ・・・元のコンセプトが『決断力があるリュート君』なんで^^;もっともスケールが違いますけど(汗)

>カレンさんとエルもコラボってみました
この辺は割と予測できたかな・・・と(汗)
当初はシナリオの経緯(エルの状況)からカレンさんとお揃いにしたほうが・・・という気持ちもありましたが、インパクトが欲しかったのと、プリホリファンを置き去りにするのは不味いというのが働きまして・・・・・・これ程のコラボを可能にするなら「駐在武官姿のエル」も見てみたいと思う今日この頃(ヲィ)


>流石なレティシア・アップル!
改めて読み返すと・・・我ながらかなり端折った感じが否めないのですよorz
結局これ以上展開を遅らせる訳にはと思い、今回の歓迎会は短くしましたが、「レティの歓迎会プラス和真クン帰宅記念祭」は各キャラの持ち味が活かせるように頑張ります。

>レティwith左門制服
いやもう本当に脱帽です。私の妄想をここまで形にしてくださるKATIEさんは『白舞金歌』のもう一人の作者ですね。

「我、魔獣シルバーウルフ。コンゴトモ・・・ヨ・ロ・シク」(某メガテン調に^^;)
銀狼 2007.05.04(金) 19:51 URL [編集]


銀狼さん、どうもです~
って、さすがに感想が遅くてすいません・・・(泣

今回は左門が舞台でしたが、レティのウェイトレス
姿がこんないいもんだとは思いませんでした。
や~CGの技術も発達したも(略
これじゃあ菜月の出る幕も・・・すこーん!(痛)
というか、あっちのゲームはちゃんとプレイしてない
ので、向こうのネタとかあんまり分からないの
ですが、できれば歌の披露とかあるのかな・・?
これは今後にも期待ですね~
あと、どっちの飲食店が舞台だと話もつながりやすい
ですねえと改めて感心しましたw

それよりも、エル登場とは・・・
まあ、カレンさんは予測できてましたが、ん~
これで次回は急展開でしょうか?
まずはエルの発言に注目したいですね。

次回もまた楽しみにしてます♪
TMくん 2007.05.05(土) 23:36 URL [編集]


森林 軽風さん感想多謝です!
皆さんの応援があってこその『白舞金歌』ですので、どうぞ今後ともご贔屓に^^;

>PS2版
追加シナリオは良作なので、是非!プレイしてみてくださいな♪

>すばらしい挿絵
KATIEさんの腕には圧倒される思いです(汗)
挿絵に負けない話を作らねば・・・


TMくん さん感想ありがとうございます!!
>菜月の出る幕も
あはは・・・・・・どうしましょ?更に今回『同じ声』のエルまで参戦しちゃったから(苦笑)

>向こうのネタとかあんまり分からない
申し訳ないです~今後は出来るだけ「プリホリ」サイドのネタを未見の人にも解りやすく出したいのですが・・・

>話もつながりやすい
上にも書きましたが、「プリホリ」ネタが使いやすい舞台としても『左門』は格好の場所なのですよ^^;
・・・・・・今後のレティの活躍に期待してくださいな♪

>エルの発言
次回のエルの話は少し・・・驚かれるかもしれませんよ(苦笑)

ではでは~
銀狼 2007.05.06(日) 00:27 URL [編集]



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