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プロフィール

KATIE

Author:KATIE
職業:普通に勤め人(SE)
属性:ツインテール+絶対領域
さらに狭めるなら、金ツ黒リが最萌だがそれを上回るフィーナ様の魅力には流石としか言い様がありません(笑)

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旋律その2『思わぬ邂逅・金髪少女はりんご娘!?』
「では、審議に入ります。検察官、説明を・・・」
いつの間にやらリビングは裁判の場になっていた。
しかも、さやかは黒い衣装に身を包んだ裁判官スタイル。

「・・・ちょっと待て姉さん、何故に俺が被告人席に座らなきゃならない?そもそも、裁判って何だ?」
ピコピコ♪
「静粛に~」
ピコピコハンマー(おそらく木槌の代わり)を叩くさやか。ノリノリである。
「・・・」
「え~被告・朝霧和真は事前連絡も無く、自宅に女性を連れ込むという事件を起こしました」
「おい!?麻衣まで何だ?」
同じように検察官の物まねをする麻衣。どっから持ってきたのか逆三角形の眼鏡をずり上げる。

「・・・とまあ、冗談は置いておいて」
「ええ~」
「・・・じゃあ、黒マントなんてどっから持ってきたんだ・・・
ハ〇ー・ポ〇ターは微妙に旬がずれているぞ」
「兄さん、突っ込むところは其処じゃないよ・・・」
「「「えーと・・・」」」
(ハリ〇・〇ッターって何(ですか?))



旋律その2『思わぬ邂逅・金髪少女はりんご娘!?』

「・・・・・・で、そちらのお方がそのスフィア王国のお姫様と言うわけですね?」
「ええ、そうよ」
さやかからの説明を受け、和真は大いに納得する。
確か・・・数年前に先代のセフィリア女王を遠目で見たことがある。
彼女の纏う空気は女王と同質のものだ。雰囲気は・・・まだ硬いか。

「・・・先ほどは失礼致しました。朝霧家長男『朝霧和真(あさぎりかずま)』と申します。
今まで契約のため、この家を離れていましたが、本日帰宅しました。改めまして、
よろしくお願いいたします」
居住まいを正して、最敬礼を行う。
「こちらこそ。フィーナ・ファム・アーシュライトです、和真様」
「・・・恐縮です」
「ミア・クレメンティスと申します。姫様の身の回りの御世話をしています。よろしくお願いします」
「こちらこそ、ミアさん」

ミアに挨拶を済ませ、全員が和真の隣にいる金髪の少女に注目する。
「それじゃあ・・・」
「そうだな。え~と、君は・・・」

「あ、レティシア・・・レティシア・アップルです!」
「和お兄ちゃん、詳しく聞かせてもらえる?」
「ああ、まずは・・・」

==============================================================================

時間を少し巻き戻す・・・

電車から降り、中央駅舎を出て、遅い昼食を取ろうと物色していた最中・・・
「・・・ここはやっぱり和食だな。今回は珍しく寄り道無しで帰国したんだ。
久々に満弦ヶ崎月見そばに天ぷらでも食べたいしな・・・ん?」
そんな彼の目に飛び込んできたのは・・・

「ねえキミ、一人なの?ボクたちと遊ばない?」
「え、えーと・・・」

二人組みの紫と茶髪の男が一人の少女を誘う・・・
良くあるナンパなら、そのまま無視を決め込んだのだが、
ナンパを受けていた方が明らかに『この近くの人』じゃなかった。
良く手入れされている金髪を赤いリボンでポニーテールにしており、
その瞳も群青色。更に服装もフリルが付いたワンピースでつい先日
『仕事』で行っていた国の『民族衣装』に酷似していたのも注目した理由だ。

「あ、あの~ここは何処なんでしょうか?」
「ええ~知らないの?なら、僕たちが手取り足取り教えてあげるよ」
「そうそう!だから、遊ばない?」
「で、ですから此処は何処なんでしょう?」
「だから~こっちで・・・」

「おい」
「え?」
『は、誰だよ、アンタ?』
「その子はただ場所を尋ねているんだろう?どうして、無理に連れて行く?」
「うるせえな。アンタには関係ないだろ?」
「そうだぜ。アンタ、何様?」
「・・・・・・女性をナンパをするなら、もう少し過程を踏むことだな。
安っぽい誘いはしないことだ。自分の品位が疑われるぞ」
『何だと!』
「大方、そっちのホテルにでも連れ込んで、何かしようとでもしたか?下心が丸見えだな」
「てめえ!?怪我したいのか!」
茶髪男が和真の顔面にパンチを・・・・・・・

ガシィ!
「なっ!?」
「一つ教えてやる・・・パンチというのは普通初弾で顔面を狙うものじゃない・・・
体制を崩してから打ち込むものだっ!」
右手で相手のパンチを掴み、てこの原理で上段から背負い投げで投げ飛ばす。
ガラン!ガラン!!
「ぐふぇええ!?」
ゴミ集積所の中に投げつけられた男はそのまま気を失ったのか、動こうともしない。

「て、手前・・・」
「どうした?腰が引けているぞ。そんなんじゃあ・・・まともに入らんぞ」
「うるせえ!!コイツを見てもそんなこと言えるかよ!?」
紫の髪の男はポケットから取り出す。刃渡り15センチはあろうかというナイフだ。

「!・・・・・・貴様。『刃を向ける意味』を解っているのか・・・」
それまでの軽口から一転して、誰が見ても解るくらいの怒りの表情を見せる。
「な、何・・・・・・っ!?」
一瞬凄まじいまでの冷たい感覚が男の首筋を伝った・・・

「相手の力量も推し量れずに、闇雲に無知なまでに刃を振るうな!!」
凄まじい大音量で一喝する。

「ひっ・・・・・・・・うわああああああ!!」
一瞬で戦意を失い相棒を置いて逃走する男。
その後姿を確認して、地面に座り込んでいた少女を立ち上がらせるために手を貸す。

「ふうっ・・・まったく、何処の国にも馬鹿は居るもんだ・・・っと大丈夫か?」
「え?は、はい・・・大丈夫です。助けてくれてありがとうございます。えーと・・・」
「すまない怖がらせてしまって・・・・・・悪いけど、すぐにここから離れよう」
「ええ?」
「・・・人目が無いとはいえ、喧嘩してしまったんだ。警察が来るかもしれない」
「えーと・・・はい!」
「こっち!」

「はぁはぁ・・・」
「・・・ふぅ、此処まで来れば心配ないか。ところで・・・」
「は、はい!?」
「君がこの当たりの子ではないことはさっきの会話から推測できるが・・・
何処から来た?」

パッと見たところ・・・背格好は大体麻衣と同じくらいか少し高い。
印象的な容姿からしてということも差し引いてもドコか『魅力』が感じられる・・・
貴人の『警護』をしていると『そういう内面』を見る感覚が自然磨かれる。

「えーと、シンフォニア王国なんですが・・・」
「シンフォニア?(そんな国や地名は知らないな)・・・名前は?」
「レティシア。レティシア・アップルです!!」
(・・・・・・偽名だなあからさまな。だが、騙すとかそういう類じゃなさそうだが・・・)
「じゃあ、レティシア、君は何処へ行きたかったんだ?」
「りんご亭に帰る途中だったのですが・・・あの、本当にここは何処なんですか?」
「此処は満弦ヶ崎中央連絡港市。・・・残念ながら、シンフォニアという地名は聞いたことが無いな」
「ええ!?」
「・・・出来れば、此処に来た経緯を詳しく聞かせてくれないかな?もしかしたら力になれるかもしれない」
「ほ、本当ですか!」
「ああ、君の事情次第だが・・・」

ぐぐぅううううう


『あ・・・・・・』
まるで合唱したかのように低い音と高い音が鳴る。

「ごごごごゴメンナサイ!まだお昼ご飯を食べていないので・・・」
「い、いや・・・俺もそうなんだ。とりあえず、その辺の店に入ろう・・・」
「え?でも、お金が・・・」
「奢るよ。どうやら・・・道案内して終わり。とは行きそうに無い・・・と思う」
オープンカフェのある喫茶店の室内席に入り、メニューを確認する。
「メニューは読めるのか?」
「あ~はい!難しい字もありますが、意味は解ります」
「そうか、じゃあ適当に注文してくれ。すみません・・・・・・BLTサンドとブレンドコーヒーのセットで」
「えーと・・・・・・あの、このシナモントーストと紅茶を」


「名前がまだだったな。俺は朝霧和真。今は仕事を終えて帰宅の途中だけど・・・
それで、君のこれまでの出来事を教えてくれないか?」
「アサギリ・カズマ?」
「名前が『かずま』、『あさぎり』は姓だ。どちらで呼んでもらっても構わない。
それで・・・出来るだけ詳しく教えてほしい」
「う~んと・・・確か朝の開店前に、レイチェルさんのお使いを済ませて、
市場を出たところで、これぐらいの光る石みたいなものを見つけたんです。
最初は宝石かな?と思ったのですが・・・近づいたら凄い光が出て、
気が付いたら先ほどの場所にいました・・・」
彼女が自分の手のひらに納まるぐらいの大きさをジェスチャーで伝える。

「・・・それは・・・『遺失技術(ロストテクノロジー)』の類かな?
確かに東欧ではそういう伝説も散見していたが・・・」
「ろすと?・・・何ですか?」
「ああ、たいした事じゃない。しかし、それだけではな・・・」
「あの~ですが・・・」
「ああ・・・いや、君が信じて欲しい気持ちは解るよ」

彼女を見る。困惑と明らかに落ち込んでいるのが感じられる・・・
仕事柄、初対面の人との接触が多いだけによほどのことが
無い限りは嘘は見抜ける。
(どうも、嘘を言っているとは思えないな・・・悪事に手を染める・・・
タイプじゃないな。そもそもすれていない。
さっきのナンパどもの対応見る限りだと世間知らずとも取れるな・・・)
ヒドイ評価だが、ある意味真実である。

「ふむう・・・・・・」
「あ、?のう・・・」
「これはやはり、姉さんの手を借りるべきかな?後は父さんの書斎の資料を・・・」
「あの・・・あ、朝霧さん・・・」
「ん?ああ、悪い。何かな?」
「助けていただいてありがとうございます。あの・・・」
「いや・・・皆まで言わなくてもいいよ。状況がわからないだろう?・・・良ければ、宿を貸すが?」
「ええ!?で、でもでも!」
「ああ・・・心配しなくてもうちには家族が居る。君と同じくらいの妹と姉、それに・・・弟も居るが、
誓って如何わしいことはしない。もし、君が心苦しいと思うなら仕事の斡旋も考えるが・・・」
「あ、ありがとうございます・・・お世話になります」
そう言ったレティシアが和真の手を握る。咄嗟のことでつい固まってしまった・・・
「・・・・・・」
「ああ!?すみませんすみません!」
「い、いや・・・気にするな」
(って!俺は何を動揺している!?ダンスとかの相手も経験あるだろう・・・)
目の前の少女の突発的な行為に思わず苦笑してしまう和真だった・・・

==============================================================================

「・・・・・・という訳で。姉さん、申し訳ないけど・・・」

「許可します♪」
「必要なら俺の部屋を片付けて彼女に開放して・・・って?」
「お姉ちゃんが許可します♪」
自分でも無茶な要望・・・と思っていたのが、満面の笑顔で了解され・・・
思わず目が丸くなった。

『へ?』
「ちょ、ちょっと、姉さん!?」
「お姉ちゃん、本気?」
「だって、レティシアちゃんが困っているんでしょ?
それに・・・和真くんが助けた人なら、悪い子ではないと思うけど?」
「そ、そりゃ・・・兄さんを疑うわけじゃないけど・・・」
「ねえ・・・」
達哉と麻衣は、思わずフィーナたちとレティシアを見比べる。
「達哉、麻衣・・・この状況で無理な願いだと言うのは重々承知だ。
だが、彼女の事情を知ったからには、無関係というわけにはいかないんだ。
・・・頼む」
二人を前にして和真は頭を下げる。それも手を付いた形で・・・
「兄さん・・・」
「和お兄ちゃん・・・」
『しょうがないな』
「お、お前たち?」
「俺たちのために頑張っている兄さんにそこまで言われちゃ・・・
承知しないわけにいかないしね」
「そうだね・・・まあ、色々ありすぎて、2人でも3人でもあまり気にならないけどね」
「フィーナ様、ミアさんもそれで宜しいですか?」
二人の了承を確認したさやかが向かいの席に座るフィーナたちに尋ねる。

「ええ。私たちはこちらでお世話になりますから・・・
家長であるサヤカの決定に添うのが筋でしょう」
「私もです。姫さまとさやかさまのお言葉に従います」

「そういう訳で・・・レティシアちゃん」
「は、はい!えーと・・・」
「あら?忘れていたわね。私は穂積さやか。宜しくね」
「朝霧達哉です。よろしく、レティシアさん」
「妹の朝霧麻衣です。お兄ちゃんともども仲良くしようね」
「ミア・クレメンティスと申します。宜しくお願いします、レティシアさま」

「レティシア様、スフィア王国王女フィーナ・ファム・アーシュライトです。
これから宜しくお願いします」
「え?あ、はい・・・私は・・・レティシア・・・レティシア・アップルです!」
「はい」
それぞれ挨拶を行い、レティシアも挨拶を交わしていく。

「最後になったが、改めて・・・宜しくな、レティシア」
「はい!」

旋律その2『思わぬ邂逅・金髪少女はりんご娘!?』fin



あとがき

やっと、区切りが付いた~

レティ「お疲れ様でした。レティシア・ラ・ミュウ・シンフォニアです。
私が朝霧家の皆さんとお顔を会わせるお話でしたね?」

ああ、最初は『フィーナと達哉が何処からとも無く現れたレティを保護すること』
から始めるつもりだったけど、書いたら「はにはに」の美琴とほとんど変わらん
スタートになった上に、彼女を朝霧家に招く話に無理が出たんで
急遽オリキャラの登場と相成った。
あと、ホームステイを受け入れる環境としては「父性」を表現できる存在が
不在な朝霧家(この作品ではフィーナ視点だとメインは朝霧家中心。
鷹見沢家は今後の展開による)では不都合があるんじゃないかと思って・・・

レティ「和真さんですね?話の内容からだと凄い強さみたいですけど?」

まだ、全部は語れないけど『単純な戦力』ならカレンさんより上だと思って欲しい。

レティ「エルやクリフさんとはどちらが強いでしょうか?」

それも後日・・・・・・さて、次回は家事分担・留学初日・の面々との会話になるわけで・・・

レティ「私頑張ります!」


では次回、『白銀(しろがね)の舞姫~金色(こんじき)の歌姫~千夜一夜』旋律その3
レティ「『新たな家族』でお会いしましょう♪」
2007.04.14(Sat)  明け瑠璃SSCOMMENT(4)TRACKBACK(0)TOP
コメント

おお~
レティシアのあらすじですね~
そしてフィーナとレティシアも会ったことですし・・・
そろそろストーリーが進みそうな予感?
次回に期待です~
イグニシア 2007.04.14(土) 22:32 URL [編集]


な、なんと2人も姫がやってくるとは!?
しかも朝霧家に同居ですか~これはまた
なんかおもしろそうです。

性格も違う2人だし次の日からかなり賑やか
になりそうですね♪
シナリオがどちらへ向いていくのか、
それも含めて次回も楽しみにしてます!
TMくん 2007.04.15(日) 01:16 URL [編集]


こんばんわ~^^
今回も楽しく読まさせていただきました!
って一番早くに読んでるんですけどね(苦笑

レティとフィーナ、それぞれ魅力ある姫様が
揃ったということで・・見逃せなくなりましたね~♪
親しみ易い林檎姫、凛々しい月の姫・・
どっちも好きなのじゃあああああ!!(爆

KATIE 2007.04.15(日) 23:06 URL [編集]


皆様、ありがとうございます♪おかげでヤル気が湧いてきます!冒頭部なんでフィーナ様の出番が少ないのはご容赦ください^^;

>イグニシアさん
ありがとうございますm--m
「プリホリ」の始まりといえば、やっぱり「街を歩くレティ」でして(苦笑)フィーナ姫なら避けて通る軟弱なナンパも「可愛い」レティでは寄って来てしまうのは仕方が無い?(^^;

今後は『二人のお姫様』で「かるちゃーしょっく」を味わってもらいたいと思います(^^;

>TMくんさん
>な、なんと2人も姫がやってくるとは!?
「もう片方の」ドレス姿は暫くお待ちください(汗)
この二人には『お互いの良い面』を見て欲しいですね・・・・・・が、ガムバリマス(汗)

>KATIEさん
いつもいつも本当にありがとうございます!!
予告編のような台詞のオンパレードは今後の「お楽しみ」としていただくとして(ヲィ)

レティの言葉使いって難しいです・・・
あまり丁寧過ぎるとミアと区別がつきにくくなるし、かといって親しみやすくなり過ぎると今度はさやかさんと重複してしまう・・・・・・フィーナとの対比としては良いのですが、日常のシーンではどの台詞がどのキャラなのかをはっきりさせたいだけに今後の課題と云えます。

>どっちも好きなのじゃあああああ!!
私も大好きでえええええす!!!(^^;

では、これより原稿を書きに戻ります。
『未来は自分で切り開くものです』
では・・・・・・
銀狼 2007.04.16(月) 19:15 URL [編集]



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